コマンドラインからの印刷
コマンドラインモードでは、プリンタドライバの各種パラメータを、GUIを使わずにコマンドラインで指定します。
コマンドラインから直接ファイルを印刷するには、以下のようにlprコマンドを使用します。
$ lpr -P [プリンタ名][印刷したいファイル名]
メモ
ターミナルソフトのコマンドラインから印刷を実行すると、設定の画面は表示されず、すぐに印刷が行われます。
各種印刷オプションの指定は、以下のように各プリンタのPPDファイルに記述されたキーワード(Duplexなど)とパラメータ値の組(=で結ぶ)をオプション(-o)に続けて指定することによって設定することができます。各印刷機能のキーワード、パラメータについては「コマンドラインからの印刷設定」を参照してください。
$ lpr -P [プリンタ名][印刷したいファイル名] -o [オプション]=[パラメータ値]
1.
コンソールを起動します。
コンソールの起動方法は、お使いのOSディストリビューションによって異なります。
2.
以下のように、lpr/lpコマンドを入力します。
例:LBP5000という名前のプリンタから、sample.psというファイルを印刷する
$ lpr -P LBP5000 sample.ps
メモ
印刷オプション(option)およびパラメータ(value)の指定は、-o(オプション)に続けて"option名=value"を入力します。
プリンタ名を省略すると、デフォルトのプリンタが使用されます。
サポートする印刷オプションおよびパラメータとその組み合わせは、お使いの機種によって異なります。
オプション指定がない、または指定したオプションに誤りがある場合は、オプションは無視され、デフォルトのオプションおよび設定値で処理されます。
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