エラーとその対処方法について説明します。
自動ヘッド位置調整に失敗したとき
自動ヘッド位置調整に関するエラーメッセージが表示された場合は、以下の可能性があります。
それぞれの状況に応じて、確認を行ってください。
ノズルが目づまりしています。
本機のOKボタンをタッチして、エラーを解除してください。
ノズルチェックパターンを印刷して、プリントヘッドの状態を確認してください。
A4サイズ以外の用紙がセットされています。
本機のOKボタンをタッチして、エラーを解除してください。
A4サイズの用紙を後トレイに1枚セットしてください。
自動でヘッド位置調整を行う場合は、必ず後トレイに用紙をセットしてください。
本機の排紙口内に強い光が当たっています。
本機のOKボタンをタッチしてエラーを解除し、排紙口内に光が当たらないように調整してください。
上記の対策をとったあと、再度ヘッド位置調整を行ってもエラーが解決されないときには、本機のOKボタンをタッチしてエラーを解除したあと、手動でヘッド位置調整を行ってください。
ヘッド位置調整を手動に切り替えるには、「[ユーティリティ]シート」の[特殊設定]をクリックし、[手動でヘッド位置を調整する]チェックボックスにチェックマークを付けてください。
両面印刷をしていて用紙がつまったとき
「両面搬送部で用紙が詰まりました。」のメッセージが表示され、用紙を取り除けなかったときは、次の手順でつまった用紙を取り除いてください。
1) 本機の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く
2) カセットを取り出す
後トレイに用紙がセットされているときは、用紙を取り除いて用紙サポートを収納してください。
3) 左側面を下にして、本機を立てる
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本機を立てるときは、スキャナーユニット(カバー)がしっかりとしまっていることを確認してください。 |
4) 用紙が破れないようにゆっくり引っ張る
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つまった用紙を取り除いたあとは、速やかに本機を元の位置に戻してください。 |
5) 用紙をそろえてカセットにセットし直す
後トレイに用紙をセットしていたときは、用紙をセットし直してください。
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用紙をセットし直すときは、用紙が印刷に適していること、用紙を正しくセットしていることを確認してください。 |
6) カセットを本機にセットし直す
7) 電源プラグをコンセントにつないで本機の電源を入れ直す
本機に送信されていた印刷データは消去されますので、もう一度印刷をやり直してください。
用紙が引き抜けない場合や、紙片が取り除けない場合、また取り除いても用紙づまりエラーが解除されない場合には、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。
プリンタートラブルが発生したとき
「プリンタートラブルが発生しました。」のメッセージが表示された場合は、以下の操作を行ってください。
「B200」のエラー番号が表示された場合
本機の電源を切ってから、電源プラグをコンセントから抜いてください。
パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。
「5100」または「5110」のエラー番号が表示された場合
1) プリントヘッドホルダーの動きを妨げているものがないか、確認する
2) 印刷を中止し、本機の電源を切る
3) つまった用紙など、プリントヘッドホルダーの動きを妨げているものを取り除き、本機の電源を入れ直す
このとき、内部の部品には触れないよう、十分注意してください。印刷結果不具合などの原因になります。
それでも回復しない場合は、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。
「6000」のエラー番号が表示された場合
1) 本機の手前にものがある場合は取り除く
2) 排紙トレイをゆっくり手前に開いてから、本機の電源を入れ直す
それ以外の場合
1) 本機の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く
2) 電源プラグをコンセントにつないで本機の電源を入れ直す
それでも回復しない場合は、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。
「インク情報番号:1683」が表示されたとき
以下のようなメッセージが表示された場合の、原因と対処方法を記します。
インク情報番号 : 1683
次のインクなしを検知しました。
マゼンタ <インクタンク番号>
インクタンクを交換してください。
インクの残量を正しく検知できません。
インクタンクを交換して、スキャナーユニット(カバー)を閉じてください。
一度空になったインクタンクで印刷を続けると、本機に損傷を与えるおそれがあります。
印刷を続けるには、インク残量検知機能を無効にする必要があります。本機のストップボタンを5秒以上押してから離してください。
この操作を行うと、インク残量検知機能を無効にしたことを履歴に残します。インクを補充したことが原因の故障についてはキヤノンは責任を負いかねます。
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インク残量検知機能を無効にすると、ステータスモニタのインクタンクの表示はグレー色に表示されます。 |