共有フォルダにアクセス許可を設定する(Windows Server 2008)

概要を見るには

コンピュータにアカウントを作成したら、次は共有フォルダを作成します。共有フォルダには、作成したアカウントを共有フォルダにアクセスできるユーザとして追加し、加えてそのユーザのアクセス許可も設定します。


アクセス許可について

「アクセス許可」とは、コンピュータに登録されているユーザに対して、フォルダやファイル操作の権限を与えることを言います。
アクセス許可には以下の2 種類があります。

  • ネットワークのアクセス許可

ネットワーク経由で共有フォルダにアクセスするユーザを制限します。

  • ローカルのアクセス許可

コンピュータにログオンしたユーザのフォルダへのアクセスを制限します。
「ローカルのアクセス許可」は、フォルダのあるドライブが、NTFSでフォーマットされている場合のみ設定できます。
[ファイルの共有]ダイアログボックスでアクセス許可を設定します。[ファイルの共有]ダイアログボックスでアクセス許可を設定すると、ネットワークのアクセス許可とローカルのアクセス許可が同時に設定されます。
Windows Server 2008 R2をお使いのかたは、「Windows Server 2008 R2をお使いの場合」を参照してください。


おことわり
  • 管理者の権限で、Windowsにログオンしてください。

  • Windows Server 2008をお使いの場合

  1. 任意のドライブに、共有するフォルダを新規作成します。

フォルダは、Cドライブの直下など、わかりやすい場所に作成しておくことをおすすめします。
例:C:¥share

  • フォルダ名には半角英数字を使用してください。
  • ここで確認したコンピュータ名は、「送信先を指定する」で必要になります。忘れないようにメモしておくことをおすすめします。

  1. 作成したフォルダを右クリックします。

  1. [共有]を選択し、[ファイルの共有]ダイアログボックスを表示します。


  1. [追加]の左側の[]をクリックし、ユーザを選択します。


  1. [追加]をクリックします。


  1. 追加したユーザを選択し、[投稿者]または[共同所有者]にチェックマークを付けて、[共有]をクリックします。

  • [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示された場合は、[続行]をクリックしてください。
  • アクセス許可について
  • 閲覧者:ファイルの閲覧のみ可能です。
  • 投稿者:ファイルの作成、変更、削除が可能です。ただし、アクセス許可の変更はできません。
  • 共同所有者:ファイルの作成、変更、削除、アクセス許可の変更など、すべてのファイル操作が可能です。

  1. [終了]をクリックし、[ファイルの共有]ダイアログボックスを閉じます。


  • Windows Server 2008 R2をお使いの場合

  1. 任意のドライブに、共有するフォルダを新規作成します。

フォルダは、Cドライブの直下など、わかりやすい場所に作成しておくことをおすすめします。
例:C:¥share

  • フォルダ名には半角英数字を使用してください。
  • ここで確認したコンピュータ名は、「送信先を指定する」で必要になります。忘れないようにメモしておくことをおすすめします。

  1. 作成したフォルダを右クリックします。

  1. [共有]を選択し、[特定のユーザー]を選択して、[ファイルの共有]ダイアログボックスを表示します。


  1. [追加]の左側の[]をクリックし、ユーザを選択します。


  1. [追加]をクリックします。


  1. 追加したユーザを選択し、[読み取り/書き込み]にチェックマークを付けて、[共有]をクリックします。

  • [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示された場合は、[続行]をクリックしてください。
  • アクセス許可について
  • 読み取り:ファイルの閲覧のみ可能です。
  • 読み取り/書き込み:ファイルの作成、変更、削除が可能です。ただし、アクセス許可の変更はできません。

  1. [終了]をクリックし、[ファイルの共有]ダイアログボックスを閉じます。

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