メンテナンス

日常のお手入れについて説明しています。



日常のお手入れ

本製品のお手入れをする前に、以下のことをご確認ください。

  • メモリーにジョブが蓄積されていないことを確認してから、主電源スイッチを切り、電源コードを抜いてください。
  • 本製品に傷が付かないよう、柔らかい布をお使いください。
  • ティッシュペーパー、紙タオルなどは使わないでください。内部の部品に付着したり、静電気発生の原因になることがあります。

おことわり
  • シンナーやベンジン、アセトンなどの溶剤、およびその他の化学クリーナーは絶対に使わないでください。本体内部の部品を損傷する恐れがあります。
  • 電源プラグを抜いている間は、ファクスの送受信はできません。
  • プリント待機中のデータがある場合に主電源スイッチを切ると、プリント待機中のデータは消去されます。
  • メモリ受信されたデータや、送信予約などは、電源プラグを抜いてから約60分間は保持されます。

本体のお手入れ

内部のお手入れ

定着器のお手入れ


読み取りエリアのお手入れ

原稿台ガラスのお手入れ


フィーダーを自動的にクリーニングする



本体のお手入れ

概要を見るには

本体外部や通気口を清掃します。

  1. 主電源スイッチを切り、電源コードを抜きます。
  1. 水または薄めた中性洗剤を含ませた柔らかい布をかたく絞り、本体の表面を拭きます。
  1. 汚れが落ちたら、乾いた柔らかい布で水分をふき取ります。
  1. 完全に乾いてから電源コードを接続し、主電源スイッチを入れます。


内部のお手入れ

概要を見るには

プリントエリアを定期的に清掃し、トナーの粉や紙ぼこりがたまらないようにしてください。


定着器のお手入れ


定着器のお手入れ

概要を見るには

プリントされた用紙に黒いスジが現れる場合は、定着器が汚れている可能性があります。このような場合は、以下の手順で定着器をクリーニングしてください。トナーカートリッジを交換したときにもクリーニングしてください。A4の白紙を手差しトレイにセットし、クリーニングを開始します。


おことわり
  • クリーニング用として、A4またはLTRサイズの用紙が給紙カセットもしくは手差しトレイにセットされている必要があります。
  • クリーニングには約60 秒かかります。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<定着器のクリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. <クリーニング実行>と表示されていることを確認し、[OK]を押します。

プリントが開始されます。
使用後のクリーニング用紙は廃棄してください。

  • クリーニングは中止することができません。完了するまでお待ちください。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


読み取りエリアのお手入れ

概要を見るには

コピーや送信ファクスの品質を保つため、読み取りエリアを清掃してください。


原稿台ガラスのお手入れ

フィーダーを自動的にクリーニングする


原稿台ガラスのお手入れ

概要を見るには

以下の手順で、原稿台ガラスおよびフィーダーの下面の清掃をしてください。

  1. フィーダーを開きます。
  1. 水を含ませてかたく絞った布で、原稿台ガラスとフィーダーの下面を拭きます。次に、乾いた柔らかい布で拭きます。
  • 水分を含ませすぎた布で拭くと、原稿が破れたり、本製品を損傷したりする可能性があります。布はかたく絞ってください。

  1. フィーダーを閉じます。


フィーダーを自動的にクリーニングする

概要を見るには

フィーダーを使用して原稿を読み取ったときに、ローラについた鉛筆の粉などのために原稿が汚れ、原稿にないものがプリントされていることがあります。この場合は、フィーダにセットした白紙原稿(用紙)を使用して原稿給紙ローラの汚れをクリーニングします。


おことわり
  • クリーニング用紙として、A4 サイズをご用意ください。
  • クリーニングには約30 秒かかります。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<フィーダーのクリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. フィーダーに用紙を10枚セットします。

  1. <開始>と表示されていることを確認し、[OK]を押します。

クリーニングが終了すると、調整/ クリーニング画面に戻ります。
使用後のクリーニング用紙は廃棄してください。

  • クリーニングは中止することができません。完了するまでお待ちください。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


トナーカートリッジの交換

トナーカートリッジの交換方法や取り扱い、保管時のご注意について説明します。


メッセージが表示されたときは

トナーカートリッジを交換する


メッセージが表示されたときは

概要を見るには

トナーカートリッジは消耗品です。本製品の使用中にトナーが少なくなると、ディスプレイにメッセージが表示されます。


メッセージ 表示される時期 内容および対処
トナーカートリッジを準備してください。(XXX* トナーカートリッジの交換時期が近づいたとき。
印字品質を保証できないXXX*のトナーカートリッジがセットされています。 寿命などの原因により印字品質を保証できないトナーカートリッジ、または一度寿命の尽きた使用済みのトナーカートリッジがセットされている可能性がある。 継続して使用すると本製品の故障の原因となることがあります。新しいトナーカートリッジに交換することをおすすめします。
トナーカートリッジを交換してください。(XXX* トナーカートリッジが寿命になったとき。 表示された色のトナーカートリッジを交換してください。なお、シアン、マゼンタ、イエローのトナーがなくなった場合でも、ブラックのトナーが残っていれば、モノクロプリントのみ行うことが可能です。

* XXXにはトナーカートリッジの色が表示されます。



トナーカートリッジを交換する

概要を見るには

次のメッセージが表示されたときは、表示された色のトナーカートリッジを交換してください。

<トナーカートリッジを交換してください。(ブラック)>:ブラックのトナーカートリッジを交換します。

<トナーカートリッジを交換してください。(イエロー)>:イエローのトナーカートリッジを交換します。

<トナーカートリッジを交換してください。(シアン)>:シアンのトナーカートリッジを交換します。

<トナーカートリッジを交換してください。(マゼンタ)>:マゼンタのトナーカートリッジを交換します。

  1. 取っ手(A)を持って、前面カバーを開けます。
  • トナーカートリッジは、上からブラック、イエロー、シアン、マゼンタの順に取り付けられています。

  1. 排紙搬送ユニット(A)の搬送ベルトの上に、図のようにご使用の用紙(A4サイズの用紙を推奨)をずれないように置きます。
  • トナーカートリッジを着脱するときは、排紙搬送ユニットの搬送ベルト(A)を保護するため、必ず用紙を搬送ベルト(A)の上に置いて作業を行ってください。
  • 排紙搬送ユニットの上に物を置いたり、排紙搬送ユニットの搬送ベルト(A)に触れたりしないでください。また、排紙搬送ユニットの搬送ベルト(A)は自動的に清掃する機能が付いていますので、トナーが付着している場合でも清掃しないでください。排紙搬送ユニットが破損したり搬送ベルト(A)に傷がつくと、給紙不良や印字品質の低下の原因になります。



  1. 交換する色のトナーカートリッジの左右にある青色の取っ手を持ち、水平に引き抜きます。
  • 図の位置にある高圧接点部(A)や電気接点部(B)には、絶対に触れないでください。本製品の故障の原因になることがあります。



  1. 新しいトナーカートリッジを箱から取り出したあと、保護袋から取り出します。

保護袋は矢印付近に切り込みがありますので、手で切り取って開けることができます。ただし、手で切り取れない場合は、トナーカートリッジを傷つけないように、はさみなどで切って開けてください。

  1. トナーカートリッジをゆっくりと5、6回振り、トナーを均一にならします。
  1. トナーカートリッジを平らな場所に置き、トナーカートリッジを押さえながら、図のようにタブ(A)を取り外します。
  1. シーリングテープ(約48 cm)をゆっくりと引き抜きます。
  • 曲げて引いたり、上向きや下向きに引っ張らないでください。シーリングテープが途中で切れ、完全に引き抜けなくなることがあります。

  • シーリングテープを引き抜くときは、ドラム保護シャッター(A)を手で押さえつけないように気を付けて作業を行ってください。

  • 引き抜いたシーリングテープには、トナーが付着していることがあります。手や衣服を汚さないように注意してください。
  • 手や衣類にトナーが付着した場合は、冷水で洗ってください。温水を使うと、トナーが定着し、落ちなくなります。
  1. トナーカートリッジの右側のタブ(A)に指をかけ、梱包材を取り外します。
  1. 矢印の面を上にして、トナーカートリッジを正しく持ちます。
  • 指示された以外の持ち方をしないでください。

  1. トナーカートリッジの(A)を同じ色のラベルが貼られているスロット(B)に合わせて、止まるまで差し込みます。
  1. すべてのトナーカートリッジの梱包材を取り外し、トナーカートリッジを取り付けたら、用紙を取り除きます。
  1. 前面カバーを閉めます。
  • 前面カバーが閉まらないときは、トナーカートリッジの取り付け状態を確認してください。無理に前面カバーを閉めると故障の原因になります。


調整する

プリント時の細かい調整をします。


階調を補正する

フル補正をする


クイック補正をする


コピー画像の補正をする


フィーダー汚れを自動補正する

起動時にキャリブレーションを実行する(初回キャリブレーション)

カラー/白黒原稿の自動識別の調整をする(自動カラー選択機能調整)

カラー原稿の文字識別の調整をする(カラー時の黒文字処理調整)

プリント時のにじみを防ぐ(画像特殊処理)

プリント時に用紙サイズの確認をする(用紙長さ確認)

用紙のカールを抑える(特殊モードP)


階調を補正する

概要を見るには

特別な設定を行わずにコピーしたときに、コピーの階調や濃度、色味が原稿と異なるような場合、正しい画像が得られるように調整する機能です。

階調の補正には、次の3種類があります。

  • フル補正をする(推奨)

プリント画像、コピー画像の両方を同時に調整することができます。

  • クイック補正をする

次回フル補正をするまでの簡易補正です。プリント画像、コピー画像の両方を同時に調整することができます。調整が不十分な場合にはフル補正を実施してください。

  • コピー画像を補正する

コピー画像を調整します。調整が不十分な場合にはフル補正を実施してください。


フル補正をする

クイック補正をする

コピー画像の補正をする


フル補正をする

概要を見るには

テストプリントを出力してフィーダーにセットするだけで、画像の階調、濃度および色味を自動的に補正します。クイック補正よりも精密に補正されます。


おことわり
  • テストプリントは正しくセットしてください。テストプリントが正しく読み込まれないと、階調、濃度および色味の補正が正常に行われません。
  • テストプリントは2枚出力します。A4またはLTRの用紙が2枚以上セットされていることを確認してから操作してください。
  • テストプリントとして出力する用紙はコピーカウントされません。
  • フル補正には約5分かかります。
  • 正しく階調補正できなくなるため、色のついた紙や、OHP用紙、ラベルシートなど特殊な紙を使用しないでください。フル補正を行う場合は白の普通紙を使用することをおすすめします。
  • 本製品の<用紙設定>の<用紙種類>を<色紙>に設定している場合、フル補正が行えません。フル補正を行う際は、本製品の<用紙種類>を<色紙>以外に設定してください。用紙種類の変更方法については「用紙のサイズと種類を設定する」を参照してください。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<自動階調補正>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<フル補正>を選択し、[OK]を押します。

  1. <テストプリント1>と表示されていることを確認し、[OK]を押してテストプリント1を出力します。

本製品の<用紙設定>の<用紙種類>を<色紙>に設定している場合は、エラーメッセージが表示されます。
<閉じる>を押して手順5の画面に戻ってから、手差しトレイにA4またはLTRの普通紙をセットし、用紙サイズ、用紙種類を設定した後、再度<フル補正>を選択してください。

  • テストプリントに使用できる用紙がない場合、用紙の補給を促すメッセージが表示されます。所定の用紙を補給してください。

  1. 出力されたテストプリント1を原稿台ガラスにセットします。

テストプリント1のプリント面を下にし、カラーバーの黒い端が奥側になるように原稿台ガラスにセットします。
より正しく階調補正を行うために、ふせたテストプリント1の上に白紙を20枚くらい重ねて置いてください。

  1. ディスプレイに左のような画面が表示されていることを確認し、[OK]を押します。

  1. <テストプリント2>と表示されていることを確認し、[OK]を押してテストプリント2を出力します。

本製品の<用紙設定>の<用紙種類>を<色紙>に設定している場合は、エラーメッセージが表示されます。
<閉じる>を押して手順5の画面に戻ってから、手差しトレイにA4またはLTRの普通紙をセットし、用紙サイズ、用紙種類を設定した後、再度<フル補正>を選択してください。

  1. 出力されたテストプリント2を原稿台ガラスにセットします。

テストプリント2のプリント面を下にし、カラーバーの黒い端が奥側になるように原稿台ガラスにセットします。
より正しく階調補正を行うために、ふせたテストプリント2の上に白紙を20枚くらい重ねて置いてください。

  1. ディスプレイに左のような画面が表示されていることを確認し、[OK]を押します。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


クイック補正をする

概要を見るには

画像の階調、濃度および色味を簡易に補正します。内部的に補正するため、テストプリントを出力しません。


おことわり
  • クイック補正には約2分30秒かかります。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<自動階調補正>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<クイック補正>を選択し、[OK]を押します。

  1. <開始>と表示されていることを確認し、[OK]を押します。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


コピー画像の補正をする

概要を見るには


おことわり
  • 正しく階調補正できなくなるため、色のついた紙や、OHP用紙、ラベルシートなど特殊な紙を使用しないでください。コピー画像補正を行う場合は白の普通紙を使用することを推奨します。
  • 本製品の<用紙設定>の<用紙種類>を<色紙>に設定している場合、コピー画像補正が行えません。コピー画像補正を行う際は、本製品の<用紙種類>を<色紙>以外に設定してください。用紙種類の変更方法については「用紙のサイズと種類を設定する」を参照してください。
  • テストプリントは正しくセットしてください。テストプリントが正しく読み込まれないと、階調、濃度および色味の補正が正常に行われません。
  • テストプリントは1枚出力します。A4またはLTRの用紙が1枚以上セットされていることを確認してから操作してください。
  • テストプリントとして出力する用紙はコピーカウントされません。
  • コピー画像補正には約2分30秒かかります。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<自動階調補正>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<コピー画像補正>を選択し、[OK]を押します。

  1. <テストプリント1>と表示されていることを確認し、[OK]を押してテストプリント1を出力します。

本製品の<用紙設定>の<用紙種類>を<色紙>に設定している場合は、エラーメッセージが表示されます。
<閉じる>を押して手順5の画面に戻ってから、手差しトレイにA4またはLTRの普通紙をセットし、用紙サイズ、用紙種類を設定した後、再度<コピー画像補正>を選択してください。

  • テストプリントに使用できる用紙がない場合、用紙の補給を促すメッセージが表示されます。所定の用紙を補給してください。

  1. 出力されたテストプリント1を原稿台ガラスにセットします。

テストプリント1のプリント面を下にし、カラーバーの黒い端が奥側になるように原稿台ガラスにセットします。
より正しく階調補正を行うために、ふせたテストプリント1の上に白紙を20枚くらい重ねて置いてください。

  1. ディスプレイに左のような画面が表示されていることを確認し、[OK]を押します。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


フィーダー汚れを自動補正する

概要を見るには

フィーダーが汚れていると、スキャンまたはプリントされた原稿に汚れや、すじが入ってしまうことがあります。フィーダー汚れ時自動補正を<ON>に設定しておくと、原稿の汚れを軽減することができます。
工場出荷時は<ON>に設定されています。


おことわり
  • 先端2.5 mm以内に画像がある原稿の場合は、自動補正が正しく出来ずに、縦スジなどの画像不良が起きる可能性があります。その場合は自動補正を<OFF>にしてください。
  • フィーダー汚れ時自動補正を<ON>に設定すると、<OFF>にしたときより原稿の汚れを軽減することができますが、汚れやすじが完全に消えるわけではありません。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<フィーダー汚れ時自動補正>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<OFF>または<ON>を選択し、[OK]を押します。
  • <OFF>: スキャンまたはプリントされた原稿の汚れを軽減しません。
  • <ON>: スキャンまたはプリントされた原稿の汚れを軽減します。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


起動時にキャリブレーションを実行する(初回キャリブレーション)

概要を見るには

本製品の電源をオンにしたとき、本製品の状態によっては、キャリブレーションが実行されます。その場合に、キャリブレーションを実行するタイミングを設定します。

工場出荷時は<OFF>に設定されています。

  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<初回キャリブレーション>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<OFF>または<ON>を選択し、[OK]を押します。
  • <OFF>: 電源をオンにした直後にキャリブレーションを実行しません。
  • <ON>: 電源をオンにした直後にキャリブレーションを実行します。電源をオンにした直後にキャリブレーションを実行すると、プリント可能な状態になるまでに時間がかかります。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


カラー/白黒原稿の自動識別の調整をする(自動カラー選択機能調整)

概要を見るには

カラー原稿か白黒原稿かを自動的に判別する機能(自動カラー選択機能調整)において、判別する際のしきい値を設定します。

工場出荷時の設定は以下のとおりです。

  • <フィーダー>:<0>
  • <原稿台>:<0>
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<自動カラー選択機能調整>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<フィーダー>または<原稿台>を選択し、[OK]を押します。
  • <フィーダー>: フィーダーから原稿を読み込む際のしきい値を設定します。
  • <原稿台>: 原稿台ガラスから原稿を読み込む際のしきい値を設定します。
  1. ]、[]または(ホイール)を使って、判定の優先度を調整し、[OK]を押します。
  • ]または(ホイール)を使って目盛りを左へ動かす:カラー原稿と判別されやすくなります。
  • ]または(ホイール)を使って目盛りを右へ動かす:白黒原稿と判別されやすくなります。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


カラー原稿の文字識別の調整をする(カラー時の黒文字処理調整)

概要を見るには

自動カラー選択時に原稿の文字を白黒、カラーのどちらで出力するかの判定値を調整します。

工場出荷時の設定は以下のとおりです。

  • <フィーダー>:<0>
  • <原稿台>:<0>
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<カラー時の黒文字処理調整>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<フィーダー>または<原稿台>を選択し、[OK]を押します。
  • <フィーダー>: フィーダーから原稿を読み込む際のしきい値を設定します。
  • <原稿台>: 原稿台ガラスから原稿を読み込む際のしきい値を設定します。
  1. ]、[]または(ホイール)を使って、判定の優先度を調整し、[OK]を押します。
  • ]または(ホイール)を使って目盛りを左へ動かす:原稿の文字がカラーと判別されやすくなります。
  • ]または(ホイール)を使って目盛りを右へ動かす:原稿の文字がモノクロと判別されやすくなります。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


プリント時のにじみを防ぐ(画像特殊処理)

概要を見るには

濃度の高い部分のトナーが用紙に定着せず、にじんだりして正常に印字されないことがあります。そのような場合に、本項目を<レベル1>に設定してください。<レベル1>に設定しても問題が解決しない場合は、<レベル2>に設定してください。
工場出荷時は<OFF>に設定されています。


おことわり
  • 問題が解決した場合、設定値を工場出荷時の<OFF>に戻してください。
  • 本項目を<レベル1>または<レベル2>に設定すると、トナーの量を調整してプリントするため、<OFF>に設定したときより印字濃度が薄くなることがあります。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<画像特殊処理>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<OFF>、<レベル1>または<レベル2>を選択し、[OK]を押します。
  • <OFF>: 画像特殊処理を行いません。
  • <レベル1>: 濃度の高い部分のトナーが用紙に定着せず、正常に印字されない場合に設定します。
  • <レベル2>: <レベル1>に設定しても問題が解決しない場合は、<レベル2>に設定します。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


プリント時に用紙サイズの確認をする(用紙長さ確認)

概要を見るには

プリントする用紙サイズが本装置にセットされていないときに、セットされている用紙に置き換えてプリントします。
工場出荷時は<ON>に設定されています。


おことわり
  • このモードはコンピュータからプリントする場合のみ有効です。
  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<用紙長さ確認>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<OFF>または<ON>を選択し、[OK]を押します。
  • <OFF>: 用紙サイズの置き換えを行わずにエラーメッセージが表示され、プリントは停止します。
  • <ON>: 用紙サイズの置き換えを行いプリントします。

  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


用紙のカールを抑える(特殊モードP)

概要を見るには

薄紙や再生紙など紙の腰が弱く、吸湿していなくてもカールがおきやすい紙に対して、カールを矯正します。
工場出荷時は<OFF>に設定されています。

  1. (メインメニュー)を押します。
  1. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<調整/クリーニング>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<特殊モードP>を選択し、[OK]を押します。

  1. ]、[]または(ホイール)を使って<OFF>または<ON>を選択し、[OK]を押します。
  • <OFF>: カールを矯正しません。
  • <ON>: カールを矯正します。
  1. (メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。


本製品を移動するとき

本製品を長距離移動する場合などは、振動による損傷を防ぐため、以下の手順に従ってください。

  1. 主電源スイッチを切ります。
  1. 電源コード、アース線およびすべてのケーブルを本製品の背面から外します。
  • 1. 電源コードを抜きます。

  • 2. アース線をはずします。

  • 3. LANケーブル、またはUSBケーブルを本製品に接続している場合は抜きます。

  • 4. 電話線を抜きます。市販の電話機または留守番電話機の電話線も抜きます。

  1. 排紙補助トレイを使用している場合は、排紙ストッパーを折りたたみ、排紙補助トレイを本体内部に押し込みます。

  1. 手差しトレイを使用している場合は、手差しトレイを閉めます。

  1. 給紙カセット(カセット1)をゆっくりと引き出します。

  1. 図のように両手で持って、本製品から取り外します。
  • オプションの給紙カセット(カセット2)を取り付けている場合は、製品に同梱されている1段カセットペディスタル・AC1設置手順書を参照して、取り付け方と逆の手順で取り外します。

  1. 図のように2人以上で本製品の両側と背面のハンドルをしっかりと持って、慎重に移動させてください。
  • 取っ手を2人以上で持ちます。
  • 本製品の重さを確認してから、無理のないように持ち運んでください。本製品の重さについては、「本体仕様」を参照してください。
  • オプションの給紙カセット(カセット2)を取り付けていたときは、本製品を移動場所に運ぶ前にオプションの給紙カセット(カセット2)を移動場所に設置します。取り付けかたについては、製品に同梱されている1段カセットペディスタル・AC1設置手順書を参照してください。