lprコマンドでは、PS、BMP、TIFF、JPEGなど、CUPSがサポートしているファイル形式を指定できます。
CUPSがサポートしているファイル形式の詳細は、Common UNIX Printing Systemのホームページ(http://www.cups.org/)を参照してください。
lprコマンドを使用してファイルを印刷する場合は、以下のように入力します。
[user@zzz /yyyy]$ lpr -P MP520 [印刷したいファイル名] {-o オプション}
オプション
オプションは、lprコマンドの「-o」に続けて記述します。また、" "で囲んだ中に記述することもできます。
以下のオプションで印刷設定を行うことができます。省略した場合は、プリンタドライバが内部で持っているデフォルト値が使われます。
指定方法の詳細は、それぞれの項目の説明を参照してください。
![]() |
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組み合わせによっては無効なオプションがあります。また、指定した印刷オプションに誤りがある場合、オプションは無視され、デフォルトの印刷オプション、およびパラメータで処理されます。lprコマンドについてのその他の制限事項は「主な制限事項」の「lprコマンド、cngpijコマンドの制限事項」を参照してください。 |
デフォルトのオプションでSample.pngを印刷する場合の書式例
[user@zzz /yyyy]$ lpr -P MP520 Sample.png
用紙サイズをA5に設定してSample.pngをモノクロで印刷する場合の書式例
[user@zzz /yyyy]$ lpr -P MP520 Sample.png -o PageSize=a5 -o CNGrayscale