プリンタドライバのアンインストールについて、ディストリビューションごとに説明します。

Fedora 7、openSUSE 10.3の場合

プリンタドライバのアンインストールを行う場合は、rootでログインしてください。

1. スプーラからプリンタを削除

ターミナルソフトのコマンドラインから、lpadminコマンドでプリンタのスプーラ登録を削除します。

/usr/sbin/lpadmin -x [プリンタ登録名]

プリンタ登録名が「MP520」の場合の例:

[root@zzz /yyy]# /usr/sbin/lpadmin -x MP520

2. プリンタドライバのアンインストール

ターミナルソフトのコマンドラインから、『機種別パッケージ』、『共通パッケージ』の順にプリンタドライバをアンインストールします。

1) 機種別パッケージのアンインストール

[root@zzz /yyy]# rpm -e cnijfilter-mp520series

2) 共通パッケージのアンインストール

[root@zzz /yyy]# rpm -e cnijfilter-common

Ubuntu 7.04の場合

プリンタドライバのアンインストールは、root権限で行う必要があります。
Ubuntuでは、sudoコマンドを使用してアンインストールを行います。

1. スプーラからプリンタを削除

ターミナルソフトのコマンドラインから、lpadminコマンドでプリンタのスプーラ登録を削除します。

sudo /usr/sbin/lpadmin -x [プリンタ登録名]

プリンタ登録名が「MP520」の場合の例:

[user@zzz /yyy]$ sudo /usr/sbin/lpadmin -x MP520

パスワードを聞かれた場合は、ログインしているユーザー自身のパスワードを入力してください。
Ubuntuでは、デフォルトでrootのパスワードは設定されていません。

2. プリンタドライバのアンインストール

ターミナルソフトのコマンドラインから、『機種別パッケージ』、『共通パッケージ』の順にプリンタドライバをアンインストールします。

1) 機種別パッケージのアンインストール

[user@zzz /yyy]$ sudo dpkg -P cnijfilter-mp520series

2) 共通パッケージのアンインストール

[user@zzz /yyy]$ sudo dpkg -P cnijfilter-common