Fedora 7でのスキャナドライバのインストールについて説明します。

スキャナドライバのインストールを行う場合は、rootでログインしてください。

準備

SELinuxの設定変更

スキャナドライバを起動できない場合は、以下の設定が必要になります。

1) デスクトップパネルから[システム]−[管理]−[Firewall and SELinux]を選択します。

2) [セキュリティレベルの設定]画面で、[SELinux]タブの[SELinux設定]を「Permissive」に変更します。

本機の接続

インストールを始める前に、コンピュータと本機をUSBケーブルで接続して、本機の電源を入れてください。

本機を接続した際に、プリンタの追加を促す画面が自動的に表示される場合は、キャンセルしてその画面を閉じてください。

スキャナドライバパッケージの準備

スキャナドライバを使用するためには、『共通パッケージ』と『機種別パッケージ』をインストールする必要があります。

scangearmp-common-1.10-x.i386.rpm --- 共通パッケージ

scangearmp-mp520series-1.10-x.i386.rpm --- 機種別パッケージ

上記のパッケージは、あらかじめキヤノンのWebサイトからダウンロードしておいてください。
(上記ファイル名の「1.10-x」の部分はバージョン番号です。)

インストール

1. スキャナドライバのインストール

ターミナルソフトのコマンドラインから、rpmコマンドを使用して、『共通パッケージ』、『機種別パッケージ』の順にスキャナドライバをインストールします。

1) 共通パッケージのインストール

[root@zzz /yyy]# rpm -ivh scangearmp-common-1.10-x.i386.rpm

2) 機種別パッケージのインストール

[root@zzz /yyy]# rpm -ivh scangearmp-mp520series-1.10-x.i386.rpm

スキャナドライバは、必ず上記の順序でインストールしてください。

rpmコマンドの詳細は、次のURLを参照してください。
http://www.rpm.org/

2. コンピュータの再起動