Fedora 10/openSUSE 11.1での、スキャナドライバのインストールとアンインストールについて説明します。

準備

スキャナドライバパッケージの準備

キヤノンのWebサイトから、以下のアーカイブファイルをダウンロードしておきます。

scangearmp-mx860series-1.30-x-i386-rpm.tar.gz

上記ファイル名の「1.30-x」の部分はバージョン番号です。

本機の接続

インストールを始める前に、コンピュータと本機をUSBケーブルで接続して、本機の電源を入れてください。

本機を接続した際に、プリンタの追加を促す画面が自動的に表示される場合は、キャンセルしてその画面を閉じてください。

インストール

スキャナドライバのインストールを行う場合は、rootでログインしてください。

1. スキャナドライバのインストール

ターミナルソフトのコマンドラインから、以下のコマンドでスキャナドライバをインストールします。

1) アーカイブファイルを解凍し、展開されたディレクトリに移動

[root@zzz /yyy]# tar zxvf scangearmp-mx860series-1.30-x-i386-rpm.tar.gz
[root@zzz /yyy]# cd scangearmp-mx860series-1.30-x-i386-rpm

2) スキャナドライバのインストール

[root@zzz /yyy]# ./install.sh

2. コンピュータの再起動

アンインストール

スキャナドライバのアンインストールを行う場合は、rootでログインしてください。

1. スキャナドライバのアンインストール

ターミナルソフトのコマンドラインから、以下のコマンドでスキャナドライバをアンインストールします。

[root@zzz /yyy]# scangearmp-mx860series-rpm-pkgconfig.sh --uninstall