lprコマンドでは、PS、BMP、TIFF、JPEGなど、CUPSがサポートしているデータ形式のファイルを指定できます。
CUPSがサポートしているデータ形式の詳細は、Common UNIX Printing Systemのホームページ(http://www.cups.org/)を参照してください。

使用できるオプションと組み合わせの制限については、以下を参照してください。

オプション設定

印刷オプションの組み合わせの制限について

 

lprコマンドを使用してファイルを印刷する場合は、以下のように入力します。

[user@zzz /yyyy]$ lpr -P IX6500 [印刷したいファイル名] {-o オプション}

CUPSのWebインターフェースでプリンターの設定を変更した場合は、変更後の値がデフォルトになります。

プリンター登録名を省略すると、デフォルトのプリンターが使用されます。

モノクロ印刷でSample.pngを印刷する場合の書式例

[user@zzz /yyyy]$ lpr -P IX6500 Sample.png -o CNGrayscale

A5の用紙サイズにSample.pngを印刷する場合の書式例

[user@zzz /yyyy]$ lpr -P IX6500 Sample.png -o PageSize=a5

幅15cm、長さ15cmの用紙サイズ(ユーザー定義用紙)でSample.pngを印刷する場合の書式例

[user@zzz /yyyy]$ lpr -P IX6500 Sample.png -o PageSize=Custom.150x150mm

lprコマンドについての制限事項は「主な制限事項」の「lprコマンド、cngpijコマンドの制限事項」を参照してください。