cngpijコマンドでは、PS、BMP、TIFF、JPEGなど、CUPSがサポートしているデータ形式のファイルを指定できます。
CUPSがサポートしているデータ形式の詳細は、Common UNIX Printing Systemのホームページ(http://www.cups.org/)を参照してください。

cngpijコマンドを使用してドライバーUIで印刷設定を行い、ファイルを印刷する場合は、以下のように入力します。

[user@zzz /yyyy]$ cngpij -P MX420USB [印刷したいファイル名]

Sample.pngを印刷する場合の書式例

[user@zzz /yyyy]$ cngpij -P MX420USB Sample.png

プリンター登録名を省略すると、デフォルトのプリンターが使用されます。

以下のようなドライバーUIが表示され、印刷設定を行うことができます。

 

ドライバーUIには3つのシートがあり、以下の印刷設定の確認や指定が行えます。指定方法の詳細は、それぞれの項目の説明を参照してください。

[基本設定]シート

用紙の種類

給紙方法

印刷品質

色/濃度

モノクロ印刷

[ページ設定]シート

用紙サイズ

ページレイアウト

センタリング

フチなし全面

部数

[ユーティリティ]シート

クリーニング

強力クリーニング

給紙ローラークリーニング

インクふき取りクリーニング

ノズルチェックパターン印刷

ヘッド位置調整

インクカートリッジ設定

電源オフ

特殊設定

サイレント設定

cngpijコマンドについての制限事項は「主な制限事項」の「lprコマンド、cngpijコマンドの制限事項」を参照してください。