アプリケーションソフトの印刷メニューから、ファイルを印刷する方法について説明します。
アプリケーションソフトの印刷メニューから指定できる印刷設定項目は、アプリケーションソフトによって異なります。
指定できない設定項目については、lpoptionsコマンドやCUPSのWebインターフェースを使用してデフォルト値を変更することで指定可能です。
アプリケーションソフトによっては、以下の印刷コマンドやPPDファイルの指定が必要なものがあります。印刷コマンドで指定できる印刷オプションの詳細は、「lprコマンド」を参照してください。
印刷コマンド
プリンター登録名が「MG4100USB」の場合
lpr -P MG4100USB
PPDファイル
/usr/share/cups/model/canonmg4100.ppd
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- PPDファイルを指定して、プリンターごとに設定可能な機能を選択する - プリンター管理機能や、CUPSのWebインターフェースで指定したデフォルトの設定を使用する 指定方法はアプリケーションソフトによって異なります。詳細については、各アプリケーションソフトの取扱説明書を参照してください。
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アプリケーションソフトからの印刷で選択するプリンター名について
プリンターのリストには、プリンターを接続した際に自動で登録される「MG4100-series」という名称が表示されている場合がありますが、このプリンター名を選んだ場合は、正しく印刷が行えません。
かならず、インストール時に指定した「プリンター登録名」を選択して、印刷設定を行ってください。
以下に、OpenOffice.org Writerからの印刷設定の例を説明します。
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ご使用の環境によってはOpenOffice.org Writerがインストールされていません。OpenOffice.org Writerをご使用になる場合は、追加インストールしてください。 |
OpenOffice.org Writerから印刷する(Fedora 14の場合)
OpenOffice.org Writerのドキュメントを開きます。
1. [ファイル]メニューから[印刷...]を選択します。
以下の[印刷]画面が表示されます。
[プリンタ]から「MG4100USB」を選択し、[プロパティー...]をクリックします。
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かならず、インストール時に指定した「プリンター登録名」を選択してください。 |
2. 用紙のサイズや印刷の向きを指定します。
[OK]をクリックすると、[印刷]画面に戻ります。
3. [印刷]画面の[OK]をクリックすると、印刷が開始されます。