MX890 series

以下の項目について、確認・対処方法を説明します。

自動ヘッド位置調整に失敗したとき

両面印刷をしていて用紙がつまったとき

プリンタートラブルが発生したとき

「インク情報番号:1683」が表示されたとき

MACアドレス/IPアドレスの確認方法

給紙方法について

 

自動ヘッド位置調整に失敗したとき

自動ヘッド位置調整に関するエラーメッセージが表示された場合は、以下の可能性があります。
それぞれの状況に応じて、確認を行ってください。

ノズルが目づまりしています。

本製品のOKボタンを押してエラーを解除し、ノズルチェックパターンを印刷してプリントヘッドの状態を確認してください。

A4サイズ以外の用紙がセットされています。

本製品のOKボタンを押してエラーを解除し、キヤノン純正のA4サイズの用紙(マットフォトペーパー MP-101)を後トレイに1枚セットしてください。
自動でヘッド位置調整を行う場合は、かならず後トレイに用紙をセットしてください。

本製品の排紙口内に強い光が当たっています。

本製品のOKボタンを押してエラーを解除し、排紙口内に光が当たらないように調整してください。

上記の対策をとったあと、再度ヘッド位置調整を行ってもエラーが解決されないときには、本製品のOKボタンを押してエラーを解除したあと、手動でヘッド位置調整を行ってください。

ヘッド位置調整を手動に切り替えるには、[ユーティリティ]シートの[特殊設定]をクリックし、[手動でヘッド位置を調整する]チェックボックスにチェックマークを付けてください。

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両面印刷をしていて用紙がつまったとき

「両面搬送部で用紙が詰まりました。」のメッセージが表示され、用紙を取り除けなかったときは、次の手順でつまった用紙を取り除いてください。

(1) 本製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く

電源プラグを抜くと、日付・時刻情報はリセットされ、本製品のメモリーに保存されているファクスはすべて削除されます。
電源プラグを抜くときは、必要なファクスを送信または印刷するか、メモリーカードやUSBフラッシュメモリーに保存してください。

(2) カセットを取り出す

後トレイに用紙がセットされているときは、用紙を取り除いて用紙サポートを収納してください。

(3) 左側面を下にして、本製品を立てる

本製品を立てるときは、スキャナーユニット/カバーがしっかりとしまっていることを確認してください。

(4) 用紙が破れないようにゆっくり引っ張る

つまった用紙を取り除いたあとは、速やかに本製品を元の位置に戻してください。

(5) 用紙をそろえてカセットにセットし直す

後トレイに用紙をセットしていたときは、用紙をセットし直してください。

用紙をセットし直すときは、用紙が印刷に適していること、用紙を正しくセットしていることを確認してください。

(6) カセットを本製品にセットし直す

(7) 電源プラグをコンセントにつないで本製品の電源を入れ直す

本製品に送信されていた印刷データは消去されますので、もう一度印刷をやり直してください。

 

用紙が引き抜けない場合や、紙片が取り除けない場合、また取り除いても用紙づまりエラーが解除されない場合には、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。

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プリンタートラブルが発生したとき

「プリンタートラブルが発生しました。」のメッセージが表示された場合は、以下の操作を行ってください。

電源プラグを抜くと、日付・時刻情報はリセットされ、本製品のメモリーに保存されているファクスはすべて削除されます。
電源プラグを抜くときは、必要なファクスを送信または印刷するか、メモリーカードやUSBフラッシュメモリーに保存してください。

「B200」のエラー番号が表示された場合

本製品の電源を切ってから、電源プラグをコンセントから抜いてください。
パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。

「5100」のエラー番号が表示された場合

(1) プリントヘッドホルダーの動きを妨げているものがないか、確認する

(2) 印刷を中止し、本製品の電源を切る

(3) つまった用紙など、プリントヘッドホルダーの動きを妨げているものを取り除き、本製品の電源を入れ直す

このとき、内部の部品には触れないよう、十分注意してください。印刷結果不具合などの原因になります。

 

それでも回復しない場合は、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。

「6000」のエラー番号が表示された場合

(1) 本製品の手前にものがある場合は取り除く

(2) 排紙トレイをゆっくり手前に開いてから、本製品の電源を入れ直す

それ以外の場合

(1) 本製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く

(2) 電源プラグをコンセントにつないで本製品の電源を入れ直す

 

それでも回復しない場合は、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。

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「インク情報番号:1683」が表示されたとき

以下のようなメッセージが表示された場合の、原因と対処方法を記します。

インク情報番号 : 1683
下記のインクの残量を正しく検知できません。
 マゼンタ <インクタンク番号>

インクタンクを交換してください。

 

インクの残量を正しく検知できません(インクランプが点滅しています)。
インクタンクを交換して、スキャナーユニット/カバーを閉じてください。
一度空になったインクタンクで印刷を続けると、本製品に損傷を与えるおそれがあります。
印刷を続けるには、インク残量検知機能を無効にする必要があります。本製品のストップボタンを5秒以上押してから離してください。
この操作を行うと、インク残量検知機能を無効にしたことを履歴に残します。インクを補充したことが原因の故障についてはキヤノンは責任を負いかねます。

この状態で印刷するとファクスの内容が失われる可能性があるため、インクを交換するまでは、受信したファクスを印刷しないで本製品のメモリーに保存します。メモリーに保存したファクスは手動で印刷する必要があります。メモリーに保存しないで、強制的に印刷するようにも設定できますが、インク切れにより、ファクスの内容が部分的に、もしくはすべて印刷されないことがあります。

インク残量検知機能を無効にすると、ステータスモニタのインクタンクの表示はグレー色に表示されます。

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MACアドレス/IPアドレスの確認方法

本製品のMACアドレス/IPアドレスを確認したい場合は、下記の操作を行ってください。

(1) 本製品の操作パネルのメニューボタンを押します

(2) ボタンとOKボタンを使用して、[セットアップ]、[本体設定]、[LAN 設定]、[LAN 設定情報の確認]の順に選択します

(3) [無線LAN設定表示]または[有線LAN設定表示]を選択し、OKボタンを押します

(4) 表示されたネットワーク設定情報の中から、[MACアドレス]および[IPアドレス]を確認します

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給紙方法について

目的に合わせて給紙方法を切り替えることができます。
ここでは、ドライバーUIから給紙方法を切り替える手順を説明します。

lprコマンドで給紙方法を切り替える方法については、「lprコマンド」および「lprオプションガイド」を参照してください。

(1) ターミナルソフトのコマンドラインから、以下のコマンドを入力します

[user@zzz /yyy]$ cngpij -P [プリンター登録名] [印刷したいファイル名]

(2) ドライバーUIが表示されます

[基本設定]シートの[給紙方法]から、目的に合った給紙方法を選択します。

[自動選択]

レター、A5、A4、B5の普通紙のときはカセットから、その他の場合は後トレイから給紙します。

レター、A5、A4、B5の普通紙の給紙位置を変更したい場合は、[ユーティリティ]シートの[普通紙の給紙位置設定]で変更することができます。

[後トレイ]

後トレイから給紙します。

[カセット]

カセットから給紙します。

カセットから給紙できるのは、レター、A5、A4、B5の用紙サイズの普通紙のみです。

[用紙なし時に自動切替]

一方の給紙位置の用紙がなくなった場合、もう一方の給紙位置から連続して給紙します。

[用紙なし時に自動切替]を指定できるのは、レター、A5、A4、B5の用紙サイズの普通紙のみです。

(3) [OK]ボタンをクリックします

設定した給紙方法で印刷が実行されます。

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