以下の項目について、確認・対処方法を説明します。
自動ヘッド位置調整に失敗したとき
自動ヘッド位置調整に関するエラーメッセージが表示された場合は、以下の可能性があります。
それぞれの状況に応じて、確認を行ってください。
ノズルが目づまりしています。
本製品のリセットボタンを押してエラーを解除し、ノズルチェックパターンを印刷してプリントヘッドの状態を確認してください。
A4サイズ以外の用紙がセットされています。
本製品のリセットボタンを押してエラーを解除し、付属のプリントヘッド位置調整用紙またはキヤノン純正のA4サイズの用紙(マットフォトペーパー MP-101)を後トレイに1枚セットしてください。
自動でヘッド位置調整を行う場合は、かならず後トレイに用紙をセットしてください。
本製品の排紙口内に強い光が当たっています。
本製品のリセットボタンを押してエラーを解除し、排紙口内に光が当たらないように調整してください。
上記の対策をとったあと、再度ヘッド位置調整を行ってもエラーが解決されないときには、本製品のリセットボタンを押してエラーを解除したあと、手動でヘッド位置調整を行ってください。
ヘッド位置調整を手動に切り替えるには、[ユーティリティ]シートの[特殊設定]をクリックし、[手動でヘッド位置を調整する]チェックボックスにチェックマークを付けてください。
プリンタートラブル(サービス エラー)が発生したとき
「サービスエラーが発生しました。」のメッセージが表示された場合は、以下の操作を行ってください。
「サービスエラー5100」が表示された場合
(1) プリントヘッドホルダーの動きを妨げているものがないか、確認する
(2) コンピューターと接続しているケーブルを外し、本製品の電源を切ってから、電源プラグをコンセントから抜く
オプションのバッテリをご使用の場合は、バッテリを取り外してください。
(3) 5分以上たってから、本製品の電源を入れ直す
それでも回復しない場合は、インクタンクが正しくセットされているか確認してください。
プリントヘッドホルダーが右側に移動して、インクタンクが正しくセットされているか確認できないときは、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。
インクタンクが正しくセットされていない場合は無理に取り出さずに、インクタンク(Canonの文字の付近)を押して、正しくセットし直してください。
その後、上記の手順(1)、(2)、(3)を行ってください。
それでも回復しない場合は、パーソナル機器修理受付センターまたはお近くの修理受付窓口に修理をご依頼ください。
「インク情報番号:1689」が表示されたとき
以下のようなメッセージが表示された場合の、原因と対処方法を記します。
インク情報番号 : 1689
次のインクなしを検知しました。
カラー <インクタンク番号>
インクタンクを交換してください。
インクなしを検知しました(インクランプが点滅しています)。
インクタンクを交換して、プリントヘッドカバーを閉じてください。
一度空になったインクタンクで印刷を続けると、プリンターに損傷を与えるおそれがあります。
印刷を続けるには、インク残量検知機能を無効にする必要があります。プリンターのリセットボタンを5秒以上押してから離してください。
この操作を行うと、インク残量検知機能を無効にしたことを履歴に残します。インク切れの状態で印刷を続けたことが原因の故障、またはインクの補充が原因の故障については、キヤノンは責任を負えない場合があります。
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インク残量検知機能を無効にすると、ステータスモニタのインクタンクの表示はグレー色に表示されます。 |