ターミナルソフトからScanGearを起動し、原稿をスキャンする方法について説明します。

原稿台からスキャンする場合

ADF(自動原稿給紙装置)からスキャンする場合

原稿台からスキャンする場合

1. 本製品の原稿台ガラスに、原稿を下向きにセットします。

2. ターミナルソフトのコマンドラインから、次のように入力します。

[user@zzz /yyy]$ scangearmp

3. [スキャナーの選択]ダイアログが表示されます。

※LAN非対応機種が1台のみ接続されている場合はこの画面は表示されません

使用したい機種名をリストから選択して、[OK]をクリックします。

 

本製品をUSB接続で使用する場合は、「Canon MX890 series (libusb:ポート番号)」を、ネットワーク接続で使用する場合は、「Canon MX890 series (MACアドレス)」を選択してください。

リストに表示されている機種は、USB接続されているスキャナーおよび検出されたネットワーク接続のスキャナーです。
ネットワーク接続でScanGearを最初に起動するときや、使用したいスキャナーがリストに表示されないときは、[スキャナーリストを更新]をクリックして、ネットワーク検索を行ってください。

本製品のMACアドレスの確認方法については「役立つ情報」から使用する機種を選び、「MACアドレスの確認方法」を参照してください。

4. [プレビュー]をクリックします。

 

プレビュー領域にプレビュー画像が表示されます。

5. 必要に応じて、各種設定を行います。

設定方法は[基本モード]シートを参照してください。
画像の明るさや色合いなどを詳しく設定する場合は、[拡張モード]シートを参照してください。

 

6. [スキャン]をクリックします。

[スキャン画像の保存]ダイアログが表示されます。

7. ファイルの種類を「PNG」、「PDF」、「PNM」から選択し、ファイル名と保存場所を指定して、[保存]をクリックします。

 

スキャンが実行され、スキャンしたデータがファイルに保存されます。

ADF(自動原稿給紙装置)からスキャンする場合

ADF(自動原稿給紙装置)から原稿をスキャンするときは、プレビューせずにスキャンします。

1. 本製品のADF(自動原稿給紙装置)に、同じサイズの原稿を揃えてセットします。

ADF(自動原稿給紙装置)からスキャンできる原稿サイズは、以下のとおりです。

- 原稿を片面ずつスキャンする場合:A5、B5、A4、レター、リーガル

- 原稿の両面を自動でスキャンする場合:A4、レター

ADF(自動原稿給紙装置)から基本モードでスキャンできる原稿は、お使いの言語設定に応じて、以下の定形サイズ固定になります。

- 英語(米国):レター

- 英語(米国)以外:A4

2. ターミナルソフトのコマンドラインから、次のように入力します。

[user@zzz /yyy]$ scangearmp

3. [スキャナーの選択]ダイアログが表示されます。

※LAN非対応機種が1台のみ接続されている場合はこの画面は表示されません

使用したい機種名をリストから選択して、[OK]をクリックします。

 

本製品をUSB接続で使用する場合は、「Canon MX890 series (libusb:ポート番号)」を、ネットワーク接続で使用する場合は、「Canon MX890 series (MACアドレス)」を選択してください。

リストに表示されている機種は、USB接続されているスキャナーおよび検出されたネットワーク接続のスキャナーです。
ネットワーク接続でScanGearを最初に起動するときや、使用したいスキャナーがリストに表示されないときは、[スキャナーリストを更新]をクリックして、ネットワーク検索を行ってください。

本製品のMACアドレスの確認方法については「役立つ情報」から使用する機種を選び、「MACアドレスの確認方法」を参照してください。

4. [原稿を選択する]で、ADF(自動原稿給紙装置)を使用する原稿の種類を選択します。

プレビュー機能や出力サイズの選択、クロップ枠の調整は使用できません。
必要に応じて、その他の設定を行います。

設定方法は[基本モード]シートを参照してください。
画像の明るさや色合いなどを詳しく設定する場合は、[拡張モード]シートを参照してください。

 

5. [スキャン]をクリックします。

[スキャン画像の保存]ダイアログが表示されます。

6. ファイル名と保存場所を指定して、[保存]をクリックします。

[ファイルの種類]はPDFのみ選択できます。

 

スキャンが実行され、スキャンしたデータがファイルに保存されます。

ターミナルソフトからScanGearを起動した場合、ADF(自動原稿給紙装置)からのスキャンでは、複数の画像を1つのPDFファイルにまとめて保存します。