ターミナルソフトのコマンドラインから、プリンタードライバーをアンインストールします。
プリンタードライバーのアンインストールとスプーラーのプリンター登録削除を同時に行うことができます。
パッケージを指定してプリンタードライバーのアンインストールを行うことができます。
lpadminコマンドを使用してスプーラーのプリンター登録削除を行う必要があります。
アンインストーラーを使用してアンインストール
FedoraまたはopenSUSEでプリンタードライバーのアンインストールを行う場合は、rootでログインしてください。
Ubuntuでは、sudoコマンドを使用してアンインストールを行います。
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Ubuntuでパスワードを聞かれた場合は、ログインしているユーザー自身のパスワードを入力してください。 |
1. プリンタードライバーのアンインストール
ターミナルソフトのコマンドラインから、以下のコマンドでプリンタードライバーをアンインストールします。
Fedora 16/openSUSE 12.1の場合
[root@zzz /yyy]# cnijfilter-mg6300series-pkgconfig.sh --uninstall
Ubuntu 12.04の場合
[user@zzz /yyy]$ sudo cnijfilter-mg6300series-pkgconfig.sh --uninstall
この機種のすべてのプリンターの登録を削除することを確認するメッセージが表示されます。
この機種のプリンター登録をすべて削除します。
続行しますか?
続行する場合は[y]を、しない場合は[n]を入力してください。[y]
Enterキーを入力すると、アンインストール処理が開始されます。
アンインストールをキャンセルする場合は、「n」を入力してEnterキーを入力してください。
2. アンインストール完了
アンインストールが完了すると、以下のメッセージが表示されます。
アンインストールが完了しました。
プリンター登録の削除に失敗した場合は、以下のメッセージが表示されます。
この場合、アンインストール処理終了後に、「パッケージを指定してアンインストール」の「1.スプーラーからプリンターを削除」を参照してlpadminコマンドによるプリンター登録の削除を行ってください。
[MG6300USB]を削除できませんでした。
アンインストール処理の終了後、lpadminコマンドを使用して手動で削除してください。
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lpadminコマンドでプリンターを登録した場合や、インストール後にプリンター登録名を変更した場合は、アンインストールが完了してもプリンター登録は削除されていません。 |
パッケージを指定してアンインストール
FedoraまたはopenSUSEでプリンタードライバーのアンインストールを行う場合は、rootでログインしてください。
Ubuntuでは、sudoコマンドを使用してアンインストールを行います。
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1. スプーラーからプリンターを削除
ターミナルソフトのコマンドラインから、lpadminコマンドを使用してスプーラーからプリンター登録を削除します。
/usr/sbin/lpadmin -x [プリンター登録名]
[プリンター登録名]が「MG6300USB」の場合の例:
Fedora 16/openSUSE 12.1の場合
[root@zzz /yyy]# /usr/sbin/lpadmin -x MG6300USB
Ubuntu 12.04の場合
[user@zzz /yyy]$ sudo /usr/sbin/lpadmin -x MG6300USB
2. 機種別パッケージのアンインストール
ターミナルソフトのコマンドラインから、以下のコマンドで機種別パッケージをアンインストールします。
Fedora 16/openSUSE 12.1の場合
[root@zzz /yyy]# rpm -e cnijfilter-mg6300series
Ubuntu 12.04の場合
[user@zzz /yyy]$ sudo dpkg -P cnijfilter-mg6300series
3. 共通パッケージのアンインストール
ターミナルソフトのコマンドラインから、以下のコマンドで共通パッケージをアンインストールします。
Fedora 16/openSUSE 12.1の場合
[root@zzz /yyy]# rpm -e cnijfilter-common
Ubuntu 12.04の場合
[user@zzz /yyy]$ sudo dpkg -P cnijfilter-common